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【国指定名勝】おくのほそ道の風景地の一つである草加松原には何がある?

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松尾芭蕉の俳諧紀行である「おくのほそ道」で最初に登場する宿が草加宿です。

そんな草加には、なんと630本以上もの松が松並木として植えられており、観光地となっています!

今回はそんな草加松原を見ていきましょう!

 

草加松原とは?

草加松原とは、草加市を流れる綾瀬川沿い約1.5kmに植えられている松並木のことを言います。

約1.5kmだから結構長いんです!交差する道以外はほとんど松並木が途切れることはありません!

そして松尾芭蕉も歩いたとされ、現在「おくのほそ道」に関連した12県25件の名勝地の一つとなっています(゚∀゚)

草加宿の北側に当たり、江戸時代から残る古木が60本程度存在しているとのことです。

また、時代の雰囲気を残す風致景観が評価され、おくのほそ道の風景地の一連をなすものとして、平成26年3月18日に国の名勝に指定されました!(∩´∀`)∩

現在はジョギングやウォーキング、散歩コースとして利用する方も多いようです!

 

何がある?

草加松原というくらいですから松は当然あるわけですが、それ以外にはなにがあるかを起点の南端から順にご紹介していきます!

 

南端〜

草加松原は伝右川辺りを起点としており、この辺りは札場河岸公園という公園になっています。

行くのならこの南端は押さえておくべきです。

なぜかというと、見所が多いからです!( ・`ω・´)キリッ

ではどんな見所があるのか、見ていきましょう!

 

 望楼

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遠くまで見渡せる櫓の望楼があります。

といってもそこまで高くないですが( ̄▽ ̄;)

埼玉県産スギ、ヒノキを使っており、午後7時から10時までライトアップされるそうです。

 

 休憩舎

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疲れた体を休める休憩舎があります。

草加松原の歴史やパンフレットなど展示品があります。詳しいことは後ほど説明します!

そして、こちらも埼玉県産スギ、ヒノキが使われています。

 

 松尾芭蕉翁像

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松尾芭蕉の像があります。

南を向いていますが、これは友人や弟子と別れを惜しむかのように千住方面を振り返っているところです(ToT)/~~~

ちなみに随行者である弟子の河合曽良の像は県道を渡った先にあります。

 

 日本の道百選の碑

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埼玉県の県土を縮尺37000分の1に形とった日本の道百選の顕彰碑です。

埼玉県内では2件のみです。

ただ、日本の道百選といいながら実は104件あります(。・w・。 ) ププッ

 

 矢立橋

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味のある大きな太鼓形の橋です。

橋名の由来はおくのほそ道の「行く春や鳥啼き魚の目は泪、是を矢立の初めとして...」にちなんでいます。

 

中間部

獨協大学前駅から訪れる場合、この中間部から探索することになると思います。

そんな中間部には何があるのか見て行きましょう!

 

 ハープ橋

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画像にあるような小さなハープ像が等間隔にあります(´ω`*)

渡った先は綾瀬川左岸広場になっています。

 

 ドナルド・キーン記念植樹

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ドナルド・キーンさんがお手植えした萩があります。

この画像を撮ったのは冬だったので寂しい感じになっていますがw

 

 百代橋

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矢立橋に続いて2つ目の太鼓型の橋です。

獨協大学前駅から来た場合は一番最初にこの橋を見ることになると思います。

橋名はおくのほそ道の「月日は百代の過客にして...」から取っています。

 

〜北端

さらに北上して、北端付近にも見どころはあります。

 

 水原秋桜子句碑

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水原秋桜子が「草紅葉草加煎餅を干しにけり」という句を残しています

この人物が地名を残した句はなかなかないそう( ゚Д゚)ホォ

 

 水環

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北端にあるのがこの水環

この彫刻は、人と自然が環となり治水に取り組む姿シンボリックに表しているらしい。

春になったらこの先にある桜の木が綺麗に咲き誇りそうですね(´∀`)

 

休憩舎の中には

先ほど軽く紹介した休憩舎ですが、もう少し詳しく見ていきたいと思います!

 

パンフ、資料、自販機

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中には画像にあるようにパンフレットや資料が展示されており、自由にパンフレットをもらったり、資料を閲覧してOKです!

さらに自動販売機もあるので、水分補給をすることもできます(゚∀゚)タスカル

 

草加松原の歴史

展示してある資料の1つに草加松原の歴史というものがあります。

 

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まずこちら

昭和初期の姿だそうですが、なんと松の本数が700本を超えていたそう...!

今ある本数よりも多かったんですね!(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!

 

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次にこちら

昭和37年の写真だそうですが、車が走っています!

まあ、さっきの写真でもよく見ると車が写っているのですが、こちらの写真は多くの車が走っているのがわかります。

この交通量の増加で松が119本まで減少したと書かれています!(゚Д゚;)エー

これは119番するレベルですね!!(?)

 

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続いてこちら

こちらはさらに昔のようですね。

今と比べ、あまり人間の手が加えられていなく建物も少なかったよう。

2枚目の左奥に見えるのが草加の街でしょうか。

 

これ以外にも写真が展示されているので、是非とも皆さんの目で実物を見学してみてください!

 

和傘

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傘立てになんと和傘がありました!

なぜあるのかはよくわかりませんが、僕自身和傘を手に取るのは初めてでして、開いた時「おお、これが和傘というやつか!」と思いましたw

 

実は雪の時に行ってみたのですが...

草加松原は降雪時、綺麗だという情報を見つけたものですから、実際に行ったみました。

まあ、降雪後だったんですけどね。ところが雪溶けが意外と早くて、なんだかびちゃびちゃで綺麗とは思えない画でした。それがこれ↓

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なんともイマイチな感じ( ̄▽ ̄;)

この次の日からは寒い日が続いてなかなか溶けてくれなかったのに...。

今度はちゃんと降雪時に行ってみたいですね(*´ω`*)

 

アクセス

東武スカイツリーライン(伊勢崎線)獨協大学前駅から徒歩5分

東口から正面の道を直進すれば百代橋が見えてきます。

 

車で来る場合は、特に駐車場が設けられているわけではないので近くのコインパーキングなどに駐車しましょう!

 

 

 

パソコンが故障してからなかなか更新ができませんでした…!

けどなんとか苦戦しながらも直せたのでブログ更新を再開します!!

これからもよろしくお願いします(´ω`*)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!(*^▽^*)